平民出身の巫女、シェーラ。本来階級制度が著しい神殿内で、実家が貧しい彼女は加護も少ない下級巫女であることも相まって最下層の存在ではあったが、実は大きな秘密があった。神殿が祀る精霊王に気に入られてしまった彼女は、加護が大きいと思われる上級巫女よりも多大な加護を与えられており、度重なる嫌がらせも難なく対応、排除できていたのだった。 このまま通常の任期を終えれば嫁ぎ先に苦労せず、安穏な一生を送れるとささやかに願っていた彼女だったが、ふとしたことで王子の一人にその加護が露見してしまい、王位継承に絡んだ権謀術数に巻き込まれることに。自身が望む平凡平穏な人生から徐々に遠ざかって行く事態に、シェーラは一人頭を抱えるのだった。
更新:2023/3/21
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【悪役令嬢の怠惰な溜め息】番外編。 本編主人公エセリアの忠実な信奉者であり、時代の先駆者を目指して猛進するシレイアの、幼少期の葛藤と成長ぶり、婚約破棄計画始動後の陰での暗躍ぶりを書いていきます。 KADOKAWA電撃文庫、電撃の新文芸にて『悪役令嬢の怠惰な溜め息』第3巻まで発売。ほしの総明さま作による『悪役令嬢の怠惰な溜め息』コミカライズ連載がコミックウォーカー、フロースコミックで毎週金曜に掲載中。コミック第7巻12/5発売。「カクヨム」からの転載作品。
更新:2023/12/30
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生まれてから全く音沙汰なかった父親に借金のカタに売り飛ばされ、嫁がされたセララ。だがそれは予想外過ぎる夫との出会いと、それに伴う偽装結婚生活の始まりだった。 なかなかの苦労育ちであるセララと、生まれつき病弱ゆえの隠遁生活に近いアクトスの、周囲を巻き込んだ予想外の結婚生活が始まる。 カクヨムからの転載作品。
更新:2023/10/1
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身勝手な異世界召喚に巻き込まれた女性による、『備えあれば憂いなし』の華麗なる(?)笑劇的な反撃。
更新:2019/5/5
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ただこのまま、この狭い無彩色の世界で、静かに朽ちて逝くだけだと思っていた……。 そんな漠然とした予想に反して、数年前恭子の目の前に広がった世界は、少しずつ確実に新しい自分を作り上げていったが、時折追いかけて来る過去が彼女の心身を覆い隠し、心の中に薄闇を広げていた。そんな変わり映えしない日常の中、自己中心極まりない雇い主から受けたとある指令で、恭子は自分とは相対する立場の人間と真正面から向き合う事になる。 【夢見る頃を過ぎても】続編。背負った重荷の為、互いに自分の感情を容易に表に出せない男女の、迷走する恋愛模様を書いていきます。アルファポリス、エブリスタにも掲載してます。
更新:2014/2/12
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父の死去により、異母弟の伯爵家相続を認めて貰えるよう、関係各所に働きかけて奔走するセレナ。親戚の横槍を受けつつ奮闘していた彼女だったが、父の遺言通り王太子に助力を願った事がきっかけで、彼が王族籍を抜けてセレナと結婚し、弟の後見人となる事に。それは忽ち周囲に憶測とトラブルを発生させセレナは頭を抱えたが、最大限の問題は王太子クライブ殿下その人だった。 結局彼女はクライブと偽装結婚の契約をして、弟が正式な当主になるまで秘密を守る事を誓ったが、トラブルは次々とやって来る。 セレナの弟の爵位継承までのあれこれ、偽装未亡人(?)になった後の、新たな紆余曲折の恋の行方を描きます。アルファポリスにも掲載中です。
更新:2019/1/7
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七年越しの念願が叶って、柏木産業企画推進部第二課に配属になった藤宮(とうのみや)美幸(よしゆき)。そこは一癖も二癖もある人間が揃っている中、周囲に負けじとスキルと度胸と運の良さを駆使して、重役の椅子を目指して日々邁進中。 当然恋愛などは煩わしさしか感じておらず、周囲の男には見向きもしていなかった彼女だが、段々気になる人ができて……。社内外の陰謀、謀略、妨害にもめげず、彼女が色々な面で成長していく予定です。 【夢見る頃を過ぎても】のスピンオフ作品。柏木産業内で次々騒動を引き起こす、台風娘のサクセスストーリー&ドタバタオフィスラブコメディ(?)を目指します。番外編置き場として【企画推進部二課の平穏な(?)日常】があります。 アルファポリス、エブリスタにも掲載。
更新:2016/3/20
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